犬と引越し

夏真っ盛りのある日、私たちは引越しをした。
小さなアパートにやってきた。
今日からいろはと、ここで暮らすことになる。
引越しを手伝ってくれたコサチさん は、こう話していた。
愛犬スマック君が
引っ越したときに 慣れるまでずいぶん時間がかかったと。
いろはもきっと、「そのクチ」だ。
そう感じて、実は 時間をかけて
少しずつ 新居に慣らしていこうと計画していた。
いきなりそこで寝泊りせずに
遊びに来させて、オモチャで遊ばせた。
とくに留守番が予測されるエリアでは
バナナを与え、ここは夢の国だと
本気で犬の耳元でささやいた。
しかし。
その努力は、引越してきた夜から
脆くも崩れ落ちた。
飼い主が、1cmでも動こうものなら
いろはの尻は、ビクっと持ち上がる。
ちょっとトイレに立っただけで、すすり泣くのだ。
(いろはは、あまり吠えません。
でも、悲しそうにシュンシュンなきます。)
それも 足にしがみついて。情けなすぎる。
夜もゴソゴソ、落ち着かない。
以前から 足を食べては、飼い主から叱られていたが
更にそれに拍車がかかった。
明け方まで、「やめなさい」と注意をし続け
飼い主も 寝不足でグッタリした。
誰か、この犬に教えてやってほしい。
ここが おまえの新しい住まいなのだと。
飼い主は、どこへも行きやしない。
仕事へ出かけるけれど、必ず帰ってくる。
近所には、大きな芝生のある公園もある。
ここはけっこう、いいところなのだと。
いくらそう言って聞かせても、
残念ながら、奴はそこまで理解してはくれない。
「早くおうちへ帰るのです…」と
恨めしそうに、飼い主を見上げるばかりだった。
おりこうなのは、寡黙な「なっとうちゃん」
だけである。
そんなある日のこと。
いろはの体に、衝撃的な変化が起こった。
その話は
また、後日。
なっとうちゃんとは
記事冒頭の、画像にうつる 不思議な物体。
元は枕かクッションあたりだと想像している。
いろはの相棒として 非常にいい味を出す。
愛犬スマック君が
引っ越したときに 慣れるまでずいぶん時間がかかったと。
いろはもきっと、「そのクチ」だ。
そう感じて、実は 時間をかけて
少しずつ 新居に慣らしていこうと計画していた。
いきなりそこで寝泊りせずに
遊びに来させて、オモチャで遊ばせた。
とくに留守番が予測されるエリアでは
バナナを与え、ここは夢の国だと
本気で犬の耳元でささやいた。
しかし。
その努力は、引越してきた夜から
脆くも崩れ落ちた。
飼い主が、1cmでも動こうものなら
いろはの尻は、ビクっと持ち上がる。
ちょっとトイレに立っただけで、すすり泣くのだ。
(いろはは、あまり吠えません。
でも、悲しそうにシュンシュンなきます。)
それも 足にしがみついて。情けなすぎる。
夜もゴソゴソ、落ち着かない。
以前から 足を食べては、飼い主から叱られていたが
更にそれに拍車がかかった。
明け方まで、「やめなさい」と注意をし続け
飼い主も 寝不足でグッタリした。
誰か、この犬に教えてやってほしい。
ここが おまえの新しい住まいなのだと。
飼い主は、どこへも行きやしない。
仕事へ出かけるけれど、必ず帰ってくる。
近所には、大きな芝生のある公園もある。
ここはけっこう、いいところなのだと。
いくらそう言って聞かせても、
残念ながら、奴はそこまで理解してはくれない。
「早くおうちへ帰るのです…」と
恨めしそうに、飼い主を見上げるばかりだった。
おりこうなのは、寡黙な「なっとうちゃん」

そんなある日のこと。
いろはの体に、衝撃的な変化が起こった。
その話は
また、後日。

記事冒頭の、画像にうつる 不思議な物体。
元は枕かクッションあたりだと想像している。
いろはの相棒として 非常にいい味を出す。
テーマ: フレンチブルドッグ★ライフ
ジャンル: ペット