いろは、入院する
バリウム検査で発見された 「なにか」におびえつつ
必要以上に、犬の尻の穴へ期待を寄せる飼い主であったが。
いろはの体調は、非常に波があった。
元気いっぱいで
「こりゃ、もう治ったね」と思う日もあれば
いきなり嘔吐がはじまり、食事に口もつけなくて「ああ、もうダメかも」と
オロオロする日もあった。
残念ながら、現在
作者は 一人暮らしだ。
働かなければ、いろはの医療費も払えない。
嘔吐している犬を残して、仕事へ行った。
フレンチ・ブルドッグのはずが
どんどんやせて、猫みたいに見える姿を横目に
飼い主は 半べそをかきながら出勤していた。
こんなときに限って、仕事は忙しかった。
必要以上に、犬の尻の穴へ期待を寄せる飼い主であったが。
いろはの体調は、非常に波があった。
元気いっぱいで
「こりゃ、もう治ったね」と思う日もあれば
いきなり嘔吐がはじまり、食事に口もつけなくて「ああ、もうダメかも」と
オロオロする日もあった。
残念ながら、現在
作者は 一人暮らしだ。
働かなければ、いろはの医療費も払えない。
嘔吐している犬を残して、仕事へ行った。
フレンチ・ブルドッグのはずが
どんどんやせて、猫みたいに見える姿を横目に
飼い主は 半べそをかきながら出勤していた。
こんなときに限って、仕事は忙しかった。
やっと、仕事の合間を縫って
いろはを遠方の動物病院へ連れて行った。
手術のためだ。
「なにか」には できれば
尻から出てほしかったが、もう待てない。
強引に、腸から登場してもらおう。
最後は流動食も嘔吐していた いろはだった。
心配だったけど、事前の血液検査は
なんとか手術に耐えうる数値に達していた。
犬用ポカリ(ペットスウェット)がよかったのか、
吐きながらも、「まだ食べたい」という食い意地がよかったのか。
手術は無事、完了。
翌日、休診日の病院へ出向き
面会させてもらった。
いろは、こんな顔をしていた。(ケータイ画像です)

ははうえ、エライめにあったですよ。
あんたが、ヘンなもの食べたからだよ。
今日は様子を見にきただけだからね。
悪いけど、まだそこに居てもらうよ。

ぼく、めちゃめちゃ元気です。置いていったらダメですよぉ。
その 大がかりな点滴が外れて、ンコが出たら退院できるんだよ。
美人な看護師さんの言うこと
よくきいてね。

ははうえぇ~(泣)
本当は、美人のスタッフさんがケージから出してくれたのだが。
いろはは点滴をつけながら 猛烈ダッシュしかけたため
飼い主がハウスさせた。
すっかり家に帰る気だったらしい。
この調子なら、すぐ退院できそうだ。
それで、主治医不在のなか
お願いして見せてもらった。
そう。いろはを苦しめていた「なにか」を。
それは、真黒に変色したゴム製の「なにか」であった。
作者は首をかしげた。
直径3cmの丸みを帯びたその形…
ああ、そうだ。
思い当たるオモチャがある。
いろはが遊べるおもちゃは限られていた。
すぐに勢いよく噛んで
おもちゃを破壊してしまう。
かといって、ミルキーボーンのような硬いものは
歯が欠ける始末。
そこで、ある程度弾力と硬さを兼ね備えた
それも大型のおもちゃが重宝する。
もちろん飼い主の監視つきである。
何か月も前のこと、いろはは骨型おもちゃを夢中で噛んでいた。
案の定、すぐに破壊したため、欠けた部分を取り上げて
8割くらい残っている本体で遊ばせた。
取り上げた2割は捨てた。
が、しかし。
どうやら捨てる直前のゴミから、
いろはは こっそりその2割を探し当てていたらしい。
こうして、バカな犬は
自業自得な理由で、今も入院している。
恥ずかしいほど元気だったため、
アナタがこの記事を読んでいる頃には
しらーっと帰宅しているに違いない。
あとは術後の経過を見て、少しずつ復活を遂げたい。
飼い主はダイエットしたいのに、犬は2キロも太らせねばならない。
犬がいないと、間が持たないのか
無性にお菓子を食べたくなる。
いろはの食い意地は、飼い主に似たのだろうか。
犬が あらゆる人たちにかけた迷惑の原因と、
飼い主の悩みは
どちらも 残念なほど くだらなかった。


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いろはを遠方の動物病院へ連れて行った。
手術のためだ。
「なにか」には できれば
尻から出てほしかったが、もう待てない。
強引に、腸から登場してもらおう。
最後は流動食も嘔吐していた いろはだった。
心配だったけど、事前の血液検査は
なんとか手術に耐えうる数値に達していた。
犬用ポカリ(ペットスウェット)がよかったのか、
吐きながらも、「まだ食べたい」という食い意地がよかったのか。
手術は無事、完了。
翌日、休診日の病院へ出向き
面会させてもらった。
いろは、こんな顔をしていた。(ケータイ画像です)

ははうえ、エライめにあったですよ。
あんたが、ヘンなもの食べたからだよ。
今日は様子を見にきただけだからね。
悪いけど、まだそこに居てもらうよ。

ぼく、めちゃめちゃ元気です。置いていったらダメですよぉ。
その 大がかりな点滴が外れて、ンコが出たら退院できるんだよ。
美人な看護師さんの言うこと
よくきいてね。

ははうえぇ~(泣)
本当は、美人のスタッフさんがケージから出してくれたのだが。
いろはは点滴をつけながら 猛烈ダッシュしかけたため
飼い主がハウスさせた。
すっかり家に帰る気だったらしい。
この調子なら、すぐ退院できそうだ。
それで、主治医不在のなか
お願いして見せてもらった。
そう。いろはを苦しめていた「なにか」を。
それは、真黒に変色したゴム製の「なにか」であった。
作者は首をかしげた。
直径3cmの丸みを帯びたその形…
ああ、そうだ。
思い当たるオモチャがある。
いろはが遊べるおもちゃは限られていた。
すぐに勢いよく噛んで
おもちゃを破壊してしまう。
かといって、ミルキーボーンのような硬いものは
歯が欠ける始末。
そこで、ある程度弾力と硬さを兼ね備えた
それも大型のおもちゃが重宝する。
もちろん飼い主の監視つきである。
何か月も前のこと、いろはは骨型おもちゃを夢中で噛んでいた。
案の定、すぐに破壊したため、欠けた部分を取り上げて
8割くらい残っている本体で遊ばせた。
取り上げた2割は捨てた。
が、しかし。
どうやら捨てる直前のゴミから、
いろはは こっそりその2割を探し当てていたらしい。
こうして、バカな犬は
自業自得な理由で、今も入院している。
恥ずかしいほど元気だったため、
アナタがこの記事を読んでいる頃には
しらーっと帰宅しているに違いない。
あとは術後の経過を見て、少しずつ復活を遂げたい。
飼い主はダイエットしたいのに、犬は2キロも太らせねばならない。
犬がいないと、間が持たないのか
無性にお菓子を食べたくなる。
いろはの食い意地は、飼い主に似たのだろうか。
犬が あらゆる人たちにかけた迷惑の原因と、
飼い主の悩みは
どちらも 残念なほど くだらなかった。


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テーマ: フレンチブルドッグ★ライフ
ジャンル: ペット